結論:第二新卒でもNTTドコモビジネスには応募できる
- 経験者採用の中に「第二新卒採用」という専用の枠があり、通年で募集している
- 応募資格は「第二新卒の方」「就労経験がある方」。新卒入社から3年以上たっていても応募対象と書かれている
- ICTの経験は問わないが、これまでの業務経験を踏まえて即戦力として活躍できるかを見ると書かれている
- 配属部署と勤務地は入社前に選べず、面接で希望と適性を踏まえて会社が決める
第二新卒でNTTドコモビジネスに入れる?
NTTドコモビジネスの経験者採用は、コース別の採用です。経験やスキルを活かして特定のポストに応募する「ポスト選択型採用」と並んで、「第二新卒採用」というコースがあります。
幅広い事業領域や職種で業務経験を積み、専⾨性を⾼めたい⽅向けの第⼆新卒採⽤です。(メンバーシップ型)
募集ポストの応募資格には「第二新卒の方」「就労経験がある方」とあり、新卒入社から3年以上たった人も対象に含めています。

募集は通年で、締切はありません。職種を決めて応募するのではなく、セールス・マーケティング・ICTエンジニア・戦略スタッフなどの中から、面接で希望と適性を踏まえて配属が決まります。採用ページには旧社名の「NTTコミュニケーションズ」の表記が残っていますが、同じ会社です(2025年7月1日に社名変更)。
新卒ルートと第二新卒ルート、どちらで出すべき?
就業経験がある人は、新卒採用と第二新卒採用のどちらでも出せます。新卒採用はNTTドコモの採用サイトで募集していて、「学部・学科、年齢・就業経験は不問」とされています。第二新卒採用のFAQは、2つの違いを次のように説明しています。
主に、新卒ではポテンシャルを重視、第二新卒ではICT経験は問いませんが、これまでの業務経験を踏まえ即戦力として活躍いただけるかを重視しております。ご自身の状況に合わせ、どちらでエントリーするかを選択いただければと思います。
| 新卒ルート | 第二新卒ルート | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 社会人経験がまだ浅く、ポテンシャルで見てほしい人 | 今の仕事の経験を即戦力として示せる人 |
| 募集 | NTTドコモの新卒採用(募集者は株式会社NTTドコモ) | NTTドコモビジネスの経験者採用 |
| 応募資格 | 卒業(見込み)。学部・学科、年齢・就業経験は不問 | 第二新卒の方・就労経験がある方(3年以上たっていても可) |
| 募集時期 | 卒業年度ごと | 通年 |
| 配属 | — | 面接で希望と適性を踏まえて会社が決める |
出典:NTTドコモ 新卒採用 募集要項・よくある質問、NTTドコモビジネス 経験者採用「第二新卒採用」。新卒採用の配属の決め方は今回の確認範囲に書かれていませんでした。
今の仕事で積んだ経験を話せるなら第二新卒ルート、職種経験がまだ浅いなら新卒ルートが目安です。新卒ルートは卒業年度ごとの募集なので、エントリーの時期は採用サイトで確かめてください。
難易度は?選考で気をつけたい条件
第二新卒採用の倍率や通過率は公表されていません。公式に書かれている条件で気をつけたいのは、次の2つです。
- 即戦力として活躍できるかを見られる。ICTの経験は問わないが、今の仕事で何をしてきたかが問われる
- 書類選考の後に適性検査(WEB試験)がある。面接は複数回
経験者採用全体の比率は、公表された数字では2018年度の24%から、2021年度は42%、2022年度は40%に上がっています(2023年6月15日公表)。2021・2022年度は採用の4割前後が経験者採用でした。
出典:NTTドコモビジネス 経験者採用「第二新卒採用」のよくある質問。
英語・学歴・経験はどこまで必要?
| 項目 | 公式に書かれていること |
|---|---|
| 就業経験 | 必要(「就労経験がある方」)。新卒入社から3年以上たっていても対象 |
| ICTの経験 | 問わない |
| 見られること | 将来の成長ポテンシャルと、これまでの業務経験を踏まえて即戦力として活躍できるか |
| 学歴・英語 | 第二新卒採用の募集ポストに条件の記載はない |
出典:NTTドコモビジネス 募集ポスト「第二新卒採用(メンバーシップ型採用)」、経験者採用「第二新卒採用」のよくある質問。
通信やITの業界にいなかった人でも応募できます。そのぶん、今の仕事で担当したことや成果を、入社後の仕事にどう活かせるかまで話せるようにしておきましょう。
今の自分の経歴で通用するか不安な人は
第二新卒の給与は?月給と平均年収
入社時の給与(募集要項)
第二新卒採用の募集ポストでは、給与は「非公開」です。個別の能力・経験を考慮のうえ社内の規定で決まり、子育て介護手当・時間外手当・特別手当などがあると書かれています。NTTドコモビジネスは非上場なので、有価証券報告書の平均年間給与もありません。
全体・年代別の平均年収
口コミサイトでは、平均年収は次のように表示されています。
| サイト | 平均年収 | 回答数 |
|---|---|---|
| OpenWork | 705万円 | 正社員670人(平均年齢34歳) |
| ONE CAREER PLUS | 674万円 | 15件 |
出典:OpenWork NTTドコモビジネスの年収・給与制度、ONE CAREER PLUS NTTドコモビジネス(旧:NTTコミュニケーションズ)の年収。サイトごとに集計方法が異なります。
ONE CAREER PLUSのページには、年代別の平均年収が〜24歳で636万円、25〜29歳で691万円、30〜34歳で777万円と書かれています。回答が15件と少ないので、目安として見てください。
職種別の平均年収
| 職種(OpenWork) | 平均年収 | 回答者 |
|---|---|---|
| 技術 | 786万円 | 13人 |
| 企画 | 785万円 | 73人 |
| プロジェクトマネージャー | 781万円 | 24人 |
| 開発 | 771万円 | 13人 |
| 事務 | 708万円 | 5人 |
| 営業 | 684万円 | 198人 |
| エンジニア・SE | 681万円 | 240人 |
| マーケティング | 562万円 | 11人 |
| 総合職 | 487万円 | 7人 |
出典:OpenWork NTTドコモビジネスの年収・給与制度。回答者 正社員670人。
回答の多い営業(198人)とエンジニア・SE(240人)は、どちらも680万円台です。
NTTドコモビジネスに転職して後悔しない?
働き方(配属・勤務地・転勤)
第二新卒採用はメンバーシップ型の雇用で、配属先も勤務地も入社前には決まっていません。募集ポストには次のように書かれています。
勤務地(事業拠点)はNTTドコモ/NTTコミュニケーションズおよび各グループ会社の事業所となります
勤務地の欄は「全国」です。FAQでは、異動や転勤も本人の希望と職務適性を踏まえて決めるとしています。やりたい職種や住みたい地域がはっきりしている人は、面接で希望を伝えたうえで、決まるまで分からない点を受け入れられるかを考えておくと後悔しにくくなります。
業績(決算公告)
NTTドコモビジネスはNTTドコモの子会社で、2022年にドコモの傘下に入りました。2025年度(2025年4月〜2026年3月)の決算公告では、営業利益が1,126億8,700万円、当期純利益が1,120億6,500万円です。
- 営業利益
- 1,126億8,700万円
- 当期純利益
- 1,120億6,500万円
- 従業員数
- 9,150名
出典:NTTドコモビジネス 第27期決算公告(2025年度)。営業利益・当期純利益は第27期(2025年4月1日〜2026年3月31日)。従業員数は会社概要より、2026年6月末現在(グループ全体17,200名)。ドコモの子会社になった経緯は NTTドコモ 新卒採用 募集要項による。
選考フローと面接の内容
選考フロー
第二新卒採用の選考の流れは、採用ページに次のとおり書かれています。
- 1
募集ポストを確認
- 2
エントリー
- 3
1次選考
書類選考・適性検査
- 4
2次選考
面接。複数回を予定
- 5
採用
出典:NTTドコモビジネス 経験者採用「第二新卒採用」。
選考期間は、部署や状況によって異なりますが3週間〜1か月程度です。
面接の内容
面接の中身は公式には書かれていません。ONE CAREER PLUSの選考体験談の一覧には、中途の選考の流れが次のように表示されています。
| 時期 | 職種 | 選考の流れ |
|---|---|---|
| 2025年3月 | 法人営業 | Webテスト・筆記テスト → 1次面接 → 最終面接 → 内定通知 |
| 2024年4月 | — | 1次面接 → 最終面接 → 内定通知 |
| 2023年7月 | インフラエンジニア | 1次面接 → 2次面接 → 最終面接 → 内定通知 |
出典:ONE CAREER PLUS NTTドコモビジネス(旧:NTTコミュニケーションズ)の選考体験談。一覧に表示された範囲。第二新卒採用の選考かどうかは表示されていません。
公式の記載は「面接(複数回)」で、口コミの一覧では2〜3回の例が並んでいます。公開されている範囲では、これまでの経歴で困難に直面した場面と、それを乗り越えた経験を聞かれた例があります(ONE CAREER PLUS。第二新卒採用の面接かどうかは分かりません)。第二新卒採用は今の仕事の経験を見る選考なので、担当した仕事と、そこでぶつかった壁をどう越えたかを具体的に話せるようにしておきましょう。
応募経路は?公式サイトからのエントリー
第二新卒採用は、公式サイトの募集ポストからエントリーします。郵送やメールでは受け付けていません。
ホームぺージ上の募集ポスト「第二新卒採用(メンバーシップ採用)」を確認の上、エントリーしてください。郵送やメール等での応募は受け付けていません。
同じ経験者採用には「カムバック採用」もありますが、対象はNTTドコモビジネスで正社員として働いたことがある人です。社員紹介(リファラル)の制度は、公式の採用ページには書かれていません。
出典:NTTドコモビジネス 経験者採用「カムバック採用」。
グループ各社の採用窓口の違い
NTTドコモビジネスのグループには、自社の採用ページを持つ会社があります。次の会社はNTTドコモビジネスとは別に採用しているので、NTTドコモビジネスの第二新卒採用に応募しても、これらの会社の選考を受けたことにはなりません。
- NTTドコモビジネスソリューションズ
- NTTドコモビジネスエンジニアリング
一方で、NTTドコモビジネスの第二新卒採用で入っても、勤務地はグループ各社の事業所になることがあります。応募する会社と働く場所が同じとは限らない点を覚えておきましょう。
よくある質問
- Q. 第二新卒は何年目まで応募できますか?
- NTTドコモビジネスの第二新卒採用は、新卒入社から3年以上たっている人も応募対象です。就労経験があることが条件です。
- Q. NTTドコモビジネスの第二新卒採用の難易度は?
- 倍率や通過率は公表されていません。ICTの経験は問いませんが、これまでの業務経験を踏まえて即戦力として活躍できるかを見るとされています。書類選考の後に適性検査(WEB試験)があり、面接は複数回です。
- Q. 就業経験があっても新卒採用に応募できますか?
- できます。NTTドコモの新卒採用は学部・学科、年齢・就業経験を問いません。第二新卒採用のFAQでは、新卒はポテンシャル、第二新卒は即戦力として活躍できるかを重視するとして、どちらで出すかは本人が選ぶとしています。
- Q. NTTドコモビジネスの平均年収はいくらですか?
- 非上場のため公式の平均年収はありません。口コミサイトでは、OpenWorkで705万円(正社員670人)、ONE CAREER PLUSで674万円(15件)と表示されています。
今の自分の経歴で通用するか不安な人は